開業前に独自ホームページをもつ理由

既に営業を始めている方も、これから開業する方も、絶対に独自ドメインでホームページを持つ方が良いという内容です。

当然ながら着眼点によっては、メリット・デメリットということが出てきます。しかし、ホームページを持たれている方々を見ている限りでは、大きなデメリットがあるとは考えにくい状況です。

趣味が高じて販売を目指す方、フリマアプリと併用したい方、新規就農を目指す方、既に代々農業を営んでいる方、畜産業、水産業、林業の方々、造園業の方、個人で独立開業を目指されている方などご一読いただけますと幸いです。

開業前から自前ホームページをもつメリット

独自ドメインで自前のホームページをもつメリットはたくさんあります。
それぞれのメリットについて、ひとまず箇条書きにして、その後詳しく書くことにします。

メリット

1 自身・自社が営んでいる内容を知ってもらえる
2 近隣の顧客、支援者ができる
3 「ふるさと納税」等官公庁から依頼や各種メディアからの取材がある
4 通販サイト・アプリを使わずに販売ができる
5 ホームページの機能を追加することに関して制約がない

では、それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1 自身・自社の事業を知ってもらえる

ホームページを開設する1番の目的です。
何をやっているところなのか、どんなものを作っているのか、どんなサービスを提供しているのか、これらのことをまとめて掲載できるのがホームページです。
SNSも併用することが望ましいのは言うまでもありませんが、SNSだけで済ませるのは企業としての信頼や今後の展望に関しては良いとは言えません。

2 地元ファン(近隣の顧客・支援者)ができる

実はこれが最も大きな効果ではないかと思われるメリットです。
「道の駅」や「直売所」に人気が集まるように、近隣にお住いの方は地元の生産物を探しています。

具体的な数字はお示しできませんが、農協に降ろすよりも高い値段で(実売価格は正規販路よりも安く)購入していただくことができます。

また、自身の拠点や自社へ直接買いに来てくださるので、出荷や梱包の手間が省けたり、送料についても考える必要がなくなります。

地元でファンを作るにはホームページは欠かせません。また、大口の取引先がつきやすいのもホームページならではです。

3 官公庁からの依頼やメディアからの取材がある

ふるさと納税の返礼品として、自身や自社の製品を取り扱いたいという話はよくあります。また、官公庁の依頼だけでなく、専門雑誌での特集が組まれたり、テレビ取材を受けたりと、ホームページを入口に様々な依頼があります。
こうした出来事は大きな宣伝効果があります。ただ、忙しい仕事の合間なので、全てに対応する必要もありませんんし、気乗りしない取材を受けることもありません。
独自の基準を作っておくことで、むやみやたらに時間を取られるといったこともなくなります。

本並・丸山ご夫妻と

4 通販サイト・アプリを使わず販売

最近では登録や運用の費用がかからず、手数料のみで販売できる通販サイトが多くなりました。ホームページの代わりにWEB決済機能のついたサイトを運用している方もいらっしゃるかと思います。
また、フリマアプリも充実していますので個別にやり取りをしている場合もあるかと思います。

個人事業主になるために、手始めにこうしたサービスを利用したり、とにかく早くネット販売をしたいという場合は選択肢として有効です。

これから先、何年も自身や自社で作ったものを売る場合、あるいは、注文を受け商品を取りに来ていただく場合など販売の選択肢が多いのはホームページです。

インターネット上での決済に関しては、事業の進捗具合や規模などに応じてその都度検討していくと良いでしょう。

5 ホームページは機能追加に制約がない

ホームページの変更や機能の追加には、ある程度の専門的な知識は必要です。本業でなければホームページやインターネット決済に関することは煩わしいかもしれません。

ですが、
・問い合わせ
・事業内容
・製造、生産過程やこだわりの表示
・受注、決済
など
付け加えたいタイミングで機能を追加できるのもホームページの良いところです。

一事例として、紹介はインスタグラムで、決済は別のアプリで、問い合わせはtwitterでなど必要な機能に応じて複数の媒体を利用していらっしゃる場合もあります。

どこに手間をかけるかはそれぞれですし、ホームページを運営されながら他のSNSを利用することも多分にありますので、どの機能をどう利用するか、明確な基準を用意しておくと良いでしょう。

デメリットは?

ホームページを独自ドメインで運用し始めるのに、考え方によってはデメリットも生じます。

例えば

1 ホームページがインターネット上で認知されるまでに時間が必要
2 認知のために、一定数のブログの投稿が必要
3 ホームページ機能の追加や独自ドメインへの切り替えに費用がかかる

先にデメリットについて少し詳しく書いてしまいますと、自身・自社でホームページを運営することは、運営の始めほど手間がかかるということです。

無料のホームページではダメなの?

無料ホームページサービスを利用することは、こうした独自ドメインのホームページにある運用始めの手間を省いてくれる面ではとても役立ちます。

趣味サークルや学生団体など、長期的な運用を考えていない場合、少しでも費用を抑えたい場合にはとても有効な手段だと考えられます。

しかしながら、長期的に自身や自社の事業を考えるならば、やはりこうしたサービスの利用は少し考えた方が良いかもしれません。

なぜなら、ドメインに関しては、運営している会社のドメインが割り振られるため、独自ドメインに変えるために結果的に自社や自身で作ったホームページと同等かそれ以上の費用がかかってしまいます。

また、機能を増やすのであればそれに見合って費用を支払うということもあります。

その他、運営会社の仕様変更によってデザインが変わってしまったり、使えていた機能がある日を境に使用できなくなったり、突然のページ閉鎖してしまったりするリスクの他、記事の所有権がホームページを提供している会社側にあることもデメリットとして考える必要があるでしょう。

独自ドメインでホームページを立ち上げるメリットは、こうした一連のリスクがないことがメリットになります。